函館朝市協同組合連合会(井上敏廣理事長)は来年1月に東京ドームで開かれる「全国ご当地どんぶり選手権」に函館の魅力を凝縮した海鮮丼「函館朝市漁り火がごめ丼」で出場する全国15のさまざまなどんぶりと競うイベントで、井上理事長は「出場するからには優勝を狙いたい」と意気込んでいる
どんぶり選手権は今回が7回目来年1月8~17日の10日間、東京ドームを会場に全国の祭りとグルメを集めたイベント「ふるさと祭り東京」内で開かれる函館市は、ふるさと祭りを北海道新幹線開業前最大のPR機会として、大型ブースで出展名物グルメの販売や、青函4市と合同のふるさとステージ出演などを予定する
朝市のどんぶりは、ホタテの炊き込みご飯の上に、イカとガゴメ、ウニ、イクラを乗せたぜいたくな海鮮丼春から試作を重ね、今年9月に行われた予選を突破本戦では、全国各地の15のどんぶりがハーフサイズ1杯500円で提供され、来場者の投票で優勝が決まる
本番を前に井上理事長や船岡聡副理事長らが26日、市役所を訪問試食した工藤寿樹市長は「函館の食材であるガゴメコンブとイカ、ホタテのご飯もすべておいしかった」と太鼓判を押した井上理事長は地場産にこだわり抜いたどんぶりに自信をみせ、「北海道の味、函館の味を前面に出した肉が強いと思うが出るからには優勝したい」と話していた
同連合会では来年3月の新幹線開業に向けて、加盟飲食店で「がごめ丼」を提供するよう準備を進めている(今井正一)