函館市の公式観光情報サイト「はこぶら」がこのほど、2015年の年間累計閲覧回数(ページビュー)が1000万回を超え、2008年の開設以来、初の大台を突破したサイト運営会社は、来年3月26日の北海道新幹線開業に向けて各エリアへのアクセスガイド情報を充実させていく考えだ
同サイトは市観光部の委託を受け、市内本通のシンプルウェイ・グループ(阪口あき子代表)が運営函館に住む10人の市民記者が執筆したイベント情報や最新ニュース、地域の魅力を紹介するコラムなどを掲載しており、毎月30本ほど新規記事が公開されている
近年はスマートフォン対応や外国語ページの拡充、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の活用などで閲覧回数を伸ばしており、昨年は累計870万回を記録今年は11月6日に1000万回を突破した同社では年間1150万回のアクセス数を見込んでいる
今後は新幹線開業を見据え、新幹線駅から各観光地までの2次交通や、まちあるきのためのコースマップ情報の充実化を目指すという阪口代表は「どのシーズンに訪れても函館観光が楽しめるよう、地元ならではの視点を生かした魅力的な情報を発信していきたい」と話している(金子真人)