ラグビーの第68回道高校南・北選手権大会兼第95回全国高校大会道予選会(道高体連、道教委、道ラグビーフットボール協会主催、函館新聞社など後援)の南大会決勝戦が26日、函館市根崎運動公園ラグビー場で行われた函館ラ・サールは大会15連覇中の強豪・札幌山の手を22?12で下し、12月27日に東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で開幕する全国大会に初出場を決めた
ラ・サールは前半、先制されたものの、すぐに1トライを返し5?7で折り返した後半は堅い守備で相手の突破を封じると、全員でボールをつなぎ2トライを挙げる攻撃力で札幌山の手を圧倒し、悲願の大会初優勝を飾った
函館勢の花園出場は、札幌山の手の連覇が始まる前年の1999年、函大有斗が南大会を制した第52回大会以来、16年ぶり大会終了後には選手や関係者に大きな喜びが広がった(小杉貴洋)