「はこだて国際科学祭2015」(サイエンス・サポート函館主催)が22日から30日まで、五稜郭タワーや市青年センターなど函館市と七飯町の計12会場で開かれる7回目となる今回のテーマは「みんなの環境もんだい環境って、なにが『問題』なんだろう?」老若男女が楽しみながら科学と社会の関わりを考えるイベントがめじろ押しだ
初日の22日は、いずれも五稜郭タワーアトリウムで、ヒグマやエゾシカなど野生動物との付き合い方を考える鼎談(ていだん)型の講演会「サイエンスダイアログ」(午後3時45分)や、函館高専演劇愛好会の学生らによる科学演劇「銀河新幹線の夜明け」(①午前11時②午後1時半)の上演、ラッキーピエロの王一郎社長らが登壇して環境への取り組みを語るサッポロクラシックプレゼンツ「サイエンスライブ北海道の大地に乾杯」(午後5時)などを行う
このほか、30の実験ブースが並ぶ「青少年のための科学の祭典函館大会」(千代台公園陸上競技場、23日午前10時~午後3時)、イカの知られざる秘密に迫る「函館オーシャンナイト」(函館市国際水産・海洋総合研究センター、26日午後6時半)などさまざまなイベントが行われる
サイエンス・サポート函館代表の美馬のゆりさん(公立はこだて未来大教授)、同コーディネーターの金森昌作さん(同大特別研究員)は「その場で楽しいだけでなく、深く科学を考えるきっかけになる催しをたくさん用意している大人限定の企画もあるので足を運んでほしい」と呼び掛けるイベントの申し込み状況はホームページ(http://www.sciencefestival.jp/festival/index.html)で確認できる問い合わせは事務局(電話0138・34・6527)へ(稲船優香)