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縄文期の地形、堆積土検出…垣ノ島遺跡調査

函館市教委は19日、南茅部地区の国史跡、垣ノ島遺跡(臼尻町)の本年度発掘調査の進捗状況を公表した祭祀(さいし)・儀礼の場と考えられる「コ」の字形をした盛土遺構に関し、これまで未調査だった7カ所などを掘り下げたところ、南西部と南東部から縄文時代当時の地形が、北東部は畑耕作時に削平を受けたとみられる堆積土が検出されたと報告市教委は来年度中に、2013年度から4カ年分の調査報告書を作成するため、引き続き効果的な現地調査に努めるとした
同日開かれた史跡垣ノ島遺跡調査検討委員会(議長・菊池徹夫早稲田大名誉教授)で明らかになった
市は同遺跡の将来的な整備に向け、12~13年度の2カ年で土地を公有化発掘調査を進め、遺物の検出や遺跡の性質を調べている市教委によると、盛土は縄文時代中期末(約4200年前)から後期初頭(約4000年前)にかけて使われ、全体面積は約2万平方メートル、最長160メートル以上に上るという
本年度の調査では、盛土と削平部(コの字の内側)との境界を確認し、全体の範囲を特定するため盛土の裾部分7カ所と盛土同士が接する2カ所を採掘また、昨年調査した3カ所を拡張し、地質を確認した
盛土の南西部と南東部から火山灰を含む盛土堆積土を検出し、南東部の端からは近くを流れる垣ノ島川に向かい、大きく傾斜する当時の地形を確認同日、同委員による現地視察も行われ、堆積土の状態や盛土の形状をくまなく見て回った
会合では盛土の基底面や規模を明確にするため「調査地区のポイントを絞り、もっと深く掘り起こせないか」などと意見が上がった市教委は来年度中に4カ年分の調査報告書を作成するほか、遺跡全体と盛土の旧地形図の作成、委託事業として遺跡内の竪穴住居群の地形測量を実施する予定だ(蝦名達也)










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