【北斗】来年3月に開業する北海道新幹線新函館北斗駅前(市渡)の商業地に新設するレンタカーステーションの地鎮祭が21日、駅南側に造成した建設予定地の第5街区で開かれた今年11月末に竣工(しゅんこう)、新幹線開業日のオープンを目指しており、新駅前で初めて事業拠点の建設がスタートした\n\n
約5200平方メートルの敷地内に3社共同の事務所を構える開業当初は車両数150台程度でレンタカーを貸し出す予定で、洗車スペースや給油所も建設する\n\n
地鎮祭には、ニッポンレンタカー北海道の佐藤譲社長、タイムズモビリティネットワークス北海道支店の江幡聡副支店長、オリックス自動車レンタカー本部の田中和稔営業第二部長のほか、高谷寿峰市長ら約30人が出席し、厳かに神事を行ったくわ入れの後、出席者が玉串奉てんを行い、工事の安全と商売の繁栄を祈った\n\n
高谷市長は「新幹線効果をいかにして継続していくかが課題これを機に駅前のにぎわいをさらに演出したい」と喜びを語り、佐藤社長は「近年は訪日外国人のレンタカー利用が増加している道内外から訪れた駅利用客にサービスを提供していきたい」と話した\n\n
新駅前では、レンタカーのほか、バスやタクシー事業者も二次交通の充実に向けて体制構築を進めている(毛利祐一朗)?