【江差】江差かもめ島まつり(江差観光コンベンション協会主催)が4日、町内で開幕した15年ぶりとなる大花火大会や瓶子岩(へいしいわ)の大しめ縄飾りなどで盛り上がった
花火大会は、古里の盛り上げにと若者グループ「江差地域活性化協力隊」の発案で同協会が全面的に協力企業などの協賛で約2000発を打ち上げ、江差の夜空を照らした
今年は、かもめ島厳島神社の創建400周年記念も合わせて企画地元漁師らが稲わらをより合わせて、長さ30メートル、重さ約500キロのしめ縄をつくり、高さ10メートルの瓶子岩に付け替えた江差音頭1000人パレードや江差小鼓笛隊なども熱気にあふれた
函館市の元教員、瀬川喜彦さん(60)と明美さん(60)夫妻は「しめ縄飾りを見て神々しい気持ちになった伝統を守り続ける力強さも感じた」両親と花火大会に来場した町内の山本ひまりちゃん(5)も「オレンジとピンクの花火がきれいだった」と喜んでいた最終日の5日は午前9時から江差港で小船レースなどが行われる(田中陽介)