【北斗】大野農業高(丸山博正校長)の生徒3人が、市特産のトマトを使ったオリジナル料理を開発したチーズ焼きやパンなどユニークな6品で、高校生ならではの発想が光る6、7の両日にJA新はこだての農産物直売所「あぐりへい屋」(東前62)で開かれるトマトフェアに合わせ、ランチメニューとして提供する
生活科学科3年の河村玲菜さん(17)が「トマトのチーズ焼き」「ジャガイモとハムとトマトのチーズ焼き」、食品科学科3年の花田有希さん(18)が「ジャガイモとトマトとアスパラ入りのパン」「ナスとトマトとパプリカの中華炒め」、同科3年の高橋茉利早さん(17)が「トマトのカップケーキ」「トマトヨーグルト」を完成させた
6品をワンプレートに盛り、フードコーナーで1日限定30食を出す税込み500円で、同店は「若いアイデアを生かした料理が出来上がったので、ぜひ食べてほしい」とPRする
3人は3~5日に同店でインターンシップ(就業体験)を行っており、一環でトマトを使った料理づくりに挑んだ学校でもメニューを考案するような授業を受けたことはなく、ぶっつけ本番に近い形で新メニューを生み出したという河村さんは「不安もあったが、最初から最後まで自分で考えて作ることができて満足」と笑顔を見せる
フェアでは、出荷が始まった北斗産大玉トマト「りんか409」を通常より安く販売問い合わせは同店(電話0138・77・7779)へ(山崎大和)