函館市は2013年の工業統計調査結果をまとめた市内の製造業者の事業所数は前年比2・3%減の292事業所、従業者数は同3・2%減の8135人、製造品出荷額は同4・2%減の1702億4824万円だった事業所規模、出荷額ともに減少傾向が続いている
調査は13年12月末現在で従業者数4人以上の事業所を対象に実施した
出荷額が多い産業別にみると、全事業所数の45・5%を占める食料品製造業は133事業所で、従業者数は4717人出荷額は全体の53・6%に当たる913億3695万円だった前年より事業所数は3件減り、出荷額は約30億円減少している
続いて、輸送用機械器具は23事業所で、出荷額は248億9160万円で約77億円減少電子部品は3事業所で127億9913万円、生産用機械器具は13事業所で89億7668万円だった
1事業所当たりの従業者数別にみると、4~9人が104事業所で最も多く、10~19人が79事業所、20~29人が53事業所と30人未満の事業所が全体の8割を占める
道南全体(渡島・桧山)では事業所数は同0・3%減の613件、従業者数は同1・8%減の1万7328人、出荷額は同5・8%減の3556億9938万円函館圏(函館、北斗、七飯)では事業所数は381件、従業者数は1万1761人、出荷額は2479億9640万円だった(今井正一)