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陸自機不明、墜落か 厚沢部と茂辺地付近捜索

 【厚沢部、北斗】15日午前11時45分ごろ、札幌の丘珠空港から函館空港に向かっていた陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が、厚沢部町鶉ダム付近上空で消息を絶った。捜索関係者によると偵察機は墜落した可能性が高く、自衛隊は鶉ダムと北斗市茂辺地を結ぶ中間にある袴腰山(標高616メートル)付近を中心に陸自、空自計約900人態勢で夜通し捜索している。15日午後11時現在、有力な手掛かりは得られていないが、陸自は山麓の茂辺地地区を拠点に捜索するとしている。
 防衛省などによると、偵察機は北部方面航空隊に所属し、操縦士含め10人乗りのプロペラ機。当時は陸上自衛官の操縦士2人、整備員2人の計4人の男性隊員が搭乗していた。
 函館市内の病院に入院する50代男性患者を札幌に搬送する際、悪天で道のヘリが出られず、自衛隊が道の要請を受けて午前11時23分に丘珠空港を離陸した。その後、同48分に函館空港の西約30キロ、高度約900メートル付近の山中で機影が消えたという。函館空港事務所によると、同機は同11時54分に函館空港に到着予定だった。同省によると、偵察機は3時間50分飛行できるだけの燃料を搭載していたという。
 函館地方気象台によると、函館空港の午前11時から正午にかけての天気は雨、東の風9~10メートル。視程は6~7キロ、雲の高さは150~180メートルだった。機体が消息を絶ったと見られる現場に近い北斗市本町のアメダスでは同時刻の天気は雨、南東の風6メートル。視程についてはわかっていない。
 自衛隊と警察、消防などは当初、鶉ダムの周辺で捜索していたが徐々に範囲を広げ、袴腰山付近を中心に探している。厚沢部と茂辺地をつなぐ道道29号があるものの、現在、厚沢部側からは土砂崩れの影響で通行止めとなっている。
 函館海上保安部は巡視艇2隻を出し、知内町矢越岬から函館市汐首岬までの海域を捜索したほか、関係する漁協などから情報収集を行ったが有力な手掛かりは得られず、午後5時15分にこの日の捜索を打ち切った。海保は16日の捜索を未定としているが、新たな手掛かりがあれば再開するという。
 航空自衛隊千歳基地(千歳市)は、同千歳救難隊の救難捜索機と救難ヘリ各1機を出し、上空から捜索にあたる。道警函館方面本部は、自衛隊と協力して情報収集を進め、16日午前6時から茂辺地付近で捜索を開始する。

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