道教委は4日、2019年度~21年度の公立高校配置計画を発表した。計画案から大きな変更はなかったが、19年度に志願者の増加が見込まれることなどから、桧山北で1学級増となることなどが明らかになった。
渡島管内では、19年度に函館西、函館稜北の2校を再編、新設校が生徒数減少で地域連携特例校となった松前の協力校となり、遠隔システムなどを用いて授業することで教育機能の向上を図る。20年度には、函工の電気と情報技術の2科を再編し電気情報工学科(1学級)に、大野農業は農業、園芸、生活科学の3科を農業科学科、園芸福祉科(各1学級)にする。21年度は函館中部、八雲で各1学級を減らす。
桧山管内では、18年度に桧山北が1学級減の2学級としたが、志望者数が多い今金、せたなの中卒者数が多いことから、19年度に1学級増やすことが決まった。
公立特別支援学校の配置計画では、進学希望者の増加に対応するため、19年度に函館稜北の空き教室を利用して高等支援学校を開校。函館五稜郭支援学校の機能を移転させ、4学級32人の規模となる。(小杉貴洋)