函館大妻高校の家政科がコース改編して5年目を迎えた記念のファッションショー「2018 Dressing Room」が24日、函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。生徒がデザインから製作までを担った計36点の華やかなドレスなどが登場し、来場者の目を楽しませた。
同科では2年次から自分の興味にあったコース選択でき、ファッション造形コースでは縫製技術などを磨いて作品発表を続けている。今回は1~3年生の34人と教員8人が力を合わせて、昨年の12月から準備を重ねてきた。
ファッションショーは5部構成で、教材作品や全国産業教育フェアに出展した作品も登場した。4部ではこの日のために製作した8点のドレスが登場。着物やサテン地などをふんだんに使用した色鮮やかな作品を生徒自らがモデルになって披露し、ショーに花を添えた。
デザイン、製作とモデルにも挑戦した3年生の金田一遥さん(17)と櫻庭涼加さん(18)は「悩んで出来上がった作品だったので披露できてうれしかった。モデルとしても歩けていい思い出になった」と笑顔だった。(小杉貴洋)