函館市内の私立高校は3日、2016年度一般入試出願受け付けを締め切った。同日午後5時現在、函館ラ・サールを除く7校のうち、倍率が高かったのは函大付属有斗・特別進学コース9・3倍、遺愛女子・普通科特別進学コース3・9倍などで、平均倍率は1・94倍(昨年度比0・08ポイント減)だった=別表。
総定員1320人に対し、2571人(同106人減、推薦を含む)が出願。倍率が2倍を超えたのは遺愛女子の全学科、函大付属柏稜・普通科総合進学コース、函大付属有斗・特別進学コース、函館白百合・看護医療系進学コースの4校6学科。
昨年度との差が大きいのは、函大付属柏稜・普通科総合進学コース(0・5ポイント増)、函館白百合・特別進学コース(0・4ポイント増)、函館大妻・家政科(0・8ポイント減)、清尚学院・調理科(0・6ポイント減)など。遺愛女子は一般出願者数に、函館白百合は推薦出願者数に中学校からの内部進学者を含んでいる。
函館ラ・サールの出願状況は後日発表される。一般入試は16日、合格発表は23日に各校で行われる。(稲船優香)