市内タクシー会社、定額制導入へ

来年3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、道南ハイヤー(桔梗2、加納康史社長)など函館市内のタクシー会社数社が、新函館北斗駅と市内を定額料金で結ぶタクシーを運行する。桔梗ハイヤー(桔梗3、横田有一社長)は同駅に加え、函館空港を発着する定額制タクシーを来年1月から導入する予定で、新幹線開業まで3カ月余りとなり、観光客らの取り込みに向けた各社の新サービス開発が盛んになっている。
 道南ハイヤーが道運輸局に提出した運行計画によると、運賃は同駅を起点とし、市内を5地区に分けて設定。小型タクシー1台当たりの料金は、本町・五稜郭地区が4500円、ベイエリアや湯の川温泉が5000円などとなっている。全85台の車両で対応に当たる計画で、佐々木龍也常務は「ピーク時で1日5~10台の利用を目指す」とする。
 桔梗ハイヤーと子会社の東海ハイヤーは、新函館北斗駅と函館空港の2カ所を拠点とする定額制タクシーを導入する。同空港からの主な運賃は、桔梗地区が3000円、大沼が1万円。同社の顧客は桔梗や七飯エリアの住民が多く、吉田健蔵常務は「観光客はもちろんだが、市民の需要も一定程度見込める」と期待する。同駅からの料金体系は、道南ハイヤーと同様となる見通し。
 このほか、函館タクシー(日乃出町、岩塚晃一社長)やモーモータクシー(豊川町、小川司社長)など数社も、定額制タクシーの導入を検討しており、各社とも利用は完全予約制とする方針だ。
 ただ、一部関係者は「定額タクシー導入への取り組みが業界全体で遅れた。新幹線開業ブームによる需要の取り込みを逃す可能性がある」と指摘する。各社はPRに向けた準備を急いでおり、ホームページの更新のほか、車両に貼るステッカーやパンフレットを作成し、市民や観光客の取り込みを狙っている。
(山田大輔)

      経済・企業

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