はこだて検定 合格率低下

 函館商工会議所が8日に発表した第10回函館歴史文化観光検定(はこだて検定)の合格者数は、初級が121人、上級は13人だった。合格率は初級が前年比11・1ポイント減の53・1%、上級が同1・9ポイント減の15・9%で、いずれも前年を下回った。上級合格者の有志でつくる「はこだて検定合格者の会」は13日に「受験者の集い」を市地域交流まちづくりセンターで開き、次年度以降の受験に役立ててもらう。
 11月8日に行われた今年の検定は、初級・上級合計で310人が受験。前年比9%減となったものの、上級には過去2番目に多い82人が挑戦した。
 同会の中尾仁彦さんは、今回の出題について「函館周辺地域の知識を問う問題が増えたが、誤答を誘うものはなく良問がそろっていた」と分析。「合格率は低下したが、初級で50~60%台の数字は検定として妥当」とみる。
 初級受験者の合格率を年代別でみると、60~70代の72%に対し、20代以下は28%。同会議所の竹内正幸企画情報課長は「若年層の受験者増や合格率向上が課題。興味や関心をひきつける方法が必要だ」と話す。中尾さんは「受験者減少に歯止めがかかった今が正念場。何もしなければ、衰退するのは目に見えている」と警鐘を鳴らす。
 受験者の集いは昨年からスタート。苦労話や受験で得た知識の活用方法などを語り合い、体験談を来年度の受験者に伝えて参考にしてもらう狙いだ。中尾さんは「受験者のすそ野を広げるためにさまざまな方と意見交換したい」と参加を呼び掛けている。午後1時半~同3時まで。参加無料で、今回の検定の問題用紙を持参する。問い合わせは中尾さん(☎0138・55・9809)へ。
      (山田大輔)

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