サッポロビールが北斗にワイン用ブドウ園造成 21年初収穫へ

 【東京】サッポロビール(本社東京、高島英也社長)が北斗市三ツ石に、大規模なワイン用ブドウ農園「グランポレール北海道北斗ヴィンヤード(仮称)」を造成する。19日、高島社長が東京都内で記者会見し発表した。面積は25・4ヘクタールで、同社の農園では最大の規模。今年中に整地し、2019年に第1期の苗を移植、21年に最初の収穫を予定。22年には北斗産ブドウによる最初のヴィンテージワインを発売する計画だ。
 同社は国産ブドウ100%使用した自社ブランドの日本ワイン「グランポレール」を製造、販売。国産ワインへの注目が高まる中、同社はワイン事業をビールに次ぐ第2の柱に据え生産基盤を強化するため、新たな農園場所を探していた。
 北斗は長野市、長野県池田町続く3カ所目の自社農園。高島社長は北斗を選択した理由について「気候、土壌などの諸条件が高級ワイン用ブドウの生育に最適だった」ことに加え、「栽培作業の効率化が可能な広大な土地で、栽培の担い手となる労働力の確保が比較的容易だったこと」を挙げた。
 北斗ではメルローやシャルドネなどの品種を中心に栽培するが、これまでは自社栽培していなかった品種にも挑戦し、「日本ワインの可能性を広げ、ブランド力を高めたい」としている。成木後の予定収穫量はワイン1万ケース相当と見込んでいる。
 同社は8年後の26年には、道内で創業してから150年周年の節目とともに、ワイン事業創設50周年を迎える。ワイン事業を一層推進し、全体で10万ケースの販売目標を掲げる。
高島社長は「北斗は次のステップにつながるヴィンヤード(農園)。高品質のブドウ栽培ができると確信している。私たちの活動を通じて地域の発展、活性化にも貢献したい」と意気込みを述べた。
 記者会見に同席した池田達雄市長も「地域に愛される農園になってほしい。できる限りの協力、バックアップをしたい」と話し、期待感を示した。(鈴木 潤)

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