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新幹線開業効果 道内で地域差顕著 道銀調査

 北海道銀行は、道内の観光関連事業者を対象とした北海道新幹線の開業効果に関する聞き取り調査の結果をまとめた。観光入込客について「非常に増えている」「増えている」とした割合は道南で75%に上った一方、十勝では1割以下にとどまったほか、オホーツクでは4割以上が「減っている」と回答し、新幹線効果の全道への波及が改めて課題として示された。
 新幹線開業が地域に与える影響は、道南の全企業が「プラス」と回答。一方で「影響がない」は十勝・道北で約9割に達し、オホーツクの4割は「マイナス」とした。
 開業直前の2016年1月に新幹線効果を尋ねた調査で観光客の増加を見込む割合は、十勝で35・9%、オホーツクで38・9%あったことから、同行は「期待した開業効果が顕在化しなかったと受け止めている企業が多い」と指摘する。
 観光客向けの売上高で5%以上の伸びを示した企業の割合は35・8%で、道南では8割を越えた。業種別では宿泊業が46・6%で最も高く、運輸業が38・5%、小売業が31・9%で続いた。
 また、開業効果を最大化する対応策は「新函館北斗―札幌間の早期延伸」がトップの26・1%で、沿線地域に相当する「札幌・石狩」「後志」では約4割に上った。道南を含めたほかの地域では「観光資源の磨き上げ」を挙げる声が多く、同行は「観光客を呼び込むために、地域でまだやるべきことがあると捉えている事業者は多い」としている。
 調査は2月に観光関連の475社を対象に行い、282社から回答を得た。(山田大輔)

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