函館近郊で芸術分野で活躍する人々が出演する「第4回丘の上の芸術祭」(市文化・スポーツ振興財団主催)が、9日午後1時半から市公民館(青柳町)で開かれる。5組の出演者が音楽やダンスなどの多彩なステージを披露する。
ピアニストの伊藤亜希子さんは、ショパンやリストの曲を演奏後、函館出身のバリトン歌手佐藤季敦さんと共演する。シンガーソングライターのmokaさんのステージ、新川町のストリートダンススタジオ「ファンキー・ワーム・カルチャー・スタジオ」(JUNIORオーナー)が出演する。
演劇ユニット「41×46」(館宗武主宰)は、音楽バンド「夢の島の二階」の森下雄介さんが初めて脚本を書き、同劇団の庭田育美さんと出演する2人芝居「静かすぎる」を上演。演出担当の館さんは「初めて脚本を書いた人が初めて演じる作品。普段お芝居を見る機会が少ないと思うので、お客さんが見て面白いと思ってもらえる作品に仕上げていきたい」と意気込んでいる。
各出演者のステージは30分で、10分間の休憩を挟む。このほか、公民館講座の講師や利用団体のドールハウス、絵画などの展示も行う。チケットは前売り500円(当日700円)。問い合わせは同館(0138・22・3320)へ。(今井正一)