函館のすし店でつくる北海道鮨商生活衛生同業組合函館支部(柳沢政人会長、32社)は10月1~3日、市内6カ所の加盟店で3つのミニ海鮮丼がセットになった期間限定のメニューを提供する。同3日の「道産の日」に合わせた企画で、函館自慢の美味が特価で味わえる。
道産の日は、同組合が地元食材の安全性と品質の良さをアピールし、地産地消を推進しようと2008年に設定。道内各地でイベントを開いており、同支部でも北海道新幹線開業を契機として市内のすし店を盛り上げようと考案した。
「ミニ丼セット」は、鉄火丼とイカ丼、サーモン丼に汁物が付いて1500円(税別)。特別メニューを食べると抽選券が配付され、すしの食べ放題が楽しめる「はこだて寿司祭り」(同30日、ホテル函館ロイヤルで開催)への招待券などが当たる。
同支部は「函館のすし文化を市民はもちろん、観光客に広めたい」とPRする。開催店舗のうち、回転寿司函館まるかつ水産柏木店(柏木町1)とホテル函館ロイヤル鮨処きたまえ船(大森町16)では、同31日まで特別メニューを用意する(抽選券の配布は3日まで)。(山田大輔)
両店以外の開催店は次の通り。
鶴寿司(柏木町42)▽大門福寿し(松風町15)▽はる鮨(若松町18)▽回転寿司函館まるかつ水産本店(豊川町12)