五稜郭タワー1階アトリウムで、国内外のツバキを紹介する「椿展」が開かれている。豪華な大輪や上品な小輪など、さまざまな種類の77品、156種類が早春の到来を感じさせている。
2006年に2代目タワーがオープンしたことを記念し、福岡県久留米市のツバキ園から贈られたツバキを同社の中野豊会長が丹精込めて育てており、毎年この時期に展示している。
種類は「一重咲き」「八重咲き」「侘助(わびすけ)椿」「香り椿」「海外の椿」で、それぞれ名前と品種が分かるように表記されている。現在は「港の曙(あけぼの)」「夢」「羽衣(はごろも)」が見ごろで、「侘助」などはつぼみが膨らんでいる様子。
会期は3月下旬までを予定(開花状況による)。また、ツバキの苗木を500円から1200円までの値段で販売している。同社は「春を告げる花がたくさんあるので見てほしい。気に入った苗があればぜひ購入を」と呼び掛けている。(山崎純一)