【松前】今年で36回目を迎える松前城下時代まつり(松前観光協会主催)は13日、よろい武者に扮(ふん)したライダーたちによる「バイク武者軍団パレード」の松前藩屋敷〝出陣〟で開幕した。城下通りの歩行者天国は、帰省者や観光客らでにぎわった。15日まで。
今回のバイクパレードには、全国各地から25台が参加。町原口から白神まで往復70キロを回り、交通安全を呼び掛けた。
沖縄県浦添市の垣花恵祐さん(24)は日本一周ツーリング中に訪れた函館でパレードを知ったといい「参加申し込みは締め切っていたが、どうしても出たくて、キャンセル待ちで参加した。5月から3カ月で日本一周するつもりだったが、思いのほか楽しく、道内には仕事をしながら、来年まで滞在するつもり」と話していた。
時代まつりは、14日は午後1時から町役場前「おまつり広場」で青空市、同7時半から九重部屋(東京)の力士たちが来場し「九重部屋カラオケ松前場所」と題して町民とカラオケで対決する。15日は午後4時から同会場で「大縁日まつり」、午後7時から盆踊り大会が開かれる。(神部 造)