函館湯の川温泉街の夜を盛り上げる「夏詣(なつもうで)NIGHT」(実行委主催)が20、21の両日、湯倉神社(湯川町2、伊部宗博宮司)と湯川寺(湯川町3、筒井英順住職)で初めて開かれる。実行委で、函館湯の川温泉旅館協同組合の大桃誠副理事長は「地元や観光客の皆さんに湯の川温泉の店や雰囲気を楽しんでいただきたい」と来場を呼び掛けている。両日とも午後4~9時。
半年間の無事を感謝して残り半年間の平穏を祈願する「夏詣」の一環として、湯の川温泉地区の神社や寺院、旅館組合、商店街で実行委をつくり、初めて企画した。
湯倉神社には、湯の川温泉地区の飲食店を中心に14店舗が出店。串だんご、ジンギスカン、クラフトビール、かき氷、イカ焼きなどを販売。同5時からはキャンドルを灯した境内でジャズバンドのライブも実施する。
湯川寺では、写経体験(300円)、御朱印長作成(1000円)、お香袋作成(700円)など、日本文化をテーマにした寺院ならではのワークショップを展開。同7時からは和をテーマにしたDJイベントも企画している。
伊部宮司は「湯の川温泉の魅力を地元の方にも再発見してもらえるイベントにしたい」、筒井住職は「気軽に足を運んでいただき、住民の皆さんに寺院を身近に感じてもらえたらうれしい」と話している。(金子真人)