亀田港児童館(吉野恵館長)で12日、「三世代交流ピザ作り体験教室」が開かれ、参加した約30人が世界に一つだけのオリジナルピザを堪能した。
同児童館と亀田港母親クラブ(梅田史恵会長)の共催。宅配ピザ10.4(テンフォー)を経営するオーディンフーズ(函館市柏木町)のスタッフが講師を務めた。
参加者は、色鉛筆で描いた「ピザの設計図」を基に、具材を道産真イカ、エビなど20種類以上から選んで生地に配置。最後にチーズをたっぷりかけ、近隣の同社店舗で焼き上げた。
出来たてのピザは約40分で児童館へ。香ばしい匂いに子どもも大人も歓声を上げ、熱々のまま頬張った。
祖母と参加した函館港小学校2年の山本琉偉君(8)は「トッピングがたくさんできて楽しかった」と笑顔。函館桔梗小学校6年の横山桜さん(12)は「ピザの耳を作るのが難しかったけど、ふたを開けた時は感動した。味も最高においしい」と声を弾ませた。(稲船優香)