【江差】370年余りの伝統を誇り、道内最古の祭りとされる姥神大神宮渡御祭が9日、江差町内で始まった。小雨の中、13台の山車(やま)が大神宮で魂入れに臨んだ。
本祭の10日午後0時15分から、大神宮前で子どもたちの祭り囃子コンクールを開催。終了後に大神宮のみこしに山車が付き従う「下町巡行(したまちじゅんこう)」でいにしえ街道を巡り、同8時ごろに愛宕町商店街に山車が並ぶ。同10時ごろからは大神宮で、巡行を終えたみこしを拝殿に納める「宿入之儀(しゅくいれのぎ)」。
本祭最終日の11日午前11時20分ごろから「上町巡行(うえまちじゅんこう)」。海岸沿いから市街地に入り、午後9時ごろには山車が新地町の繁華街に集まる。
問い合わせは江差町役場追分観光課観光係(0139・52・6716)へ。