函館、北斗、木古内の2市1町で開催中のみなみ北海道を旅する芸術祭「はこだてトリエンナーレ」(21日まで)の公式ガイドブックが完成した。全16会場、全参加アーティストからのメッセージなどを掲載している。
各会場ごとに、会場の紹介と出展作家の略歴、思いを始め、注目ポイントを紹介。木古内を起点に2泊3日で全会場を巡るモデルコースも掲載した。
また、〝豪華三大付録〟として、函館水産高校新聞部が発行する校内紙に連載した「道南いさりび鉄道駅物語」を全編収録。北斗市石別町内会制作の「渡島当別駅周辺案内図」、しりうち観光推進機構制作の「旧松前線沿線 鉄道資源マップ」はB4判両面刷りで折り込んだ。
A5判80ページ。500円(税別)。駅などの常駐者がいない会場を除き、各展示会場のほか、函館蔦屋書店などで取り扱っている。問い合わせは実行委(080・3318・5466)へ。(今井正一)