• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 動画ニュース
    豪華客船と豪華寝台列車、函館で〝共演〟
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 4月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 4/19
    函新ウイークリーレビュー
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

故高橋竹山の生涯描く 大西さん製作映画、道南3会場で上映へ

 函館市在住の映像監督、大西功一さん製作のドキュメンタリー映画「津軽のカマリ」の上映会が、18日に函館市公民館、21日に江差町文化会館、12月2日に八雲町シルバープラザで開かれる。映画では、津軽三味線の名匠として知られる故・初代高橋竹山(1910~98年)の生涯に迫る。
 竹山は青森県平内町に生まれ、幼少期に発症した麻疹(はしか)が原因で、おおよその視力を失った。当時の北東北は、農作物の凶作のために飢えで苦しむ庶民であふれるなど、過酷な環境にあった。
 厳しい時代を生き抜くため、竹山は戸田重次郎に弟子入りして唄と三味線を習い、1926(大正15)年に独立。秋田県や岩手県、北海道を門付で回り、95年には函館市民会館で自身最後の舞台公演を開いた。
 映画では、残された映像や音声のほか、生前の竹山を知る親族らの言葉を拾い、竹山の人生を描いている。竹山は生前「津軽のカマリ(匂い)がわき出るような音を出したい」と語っており、大西さんは「竹山の演奏は、普遍的な音色で生命や人間らしさを醸し出している」と話す。
 もう一人の主要人物として、97年に襲名した女性津軽三味線演奏家、二代目高橋竹山にもスポットを当てる。18歳の若さで初代竹山に弟子入りし、高橋竹与の名で初代竹山とともに舞台に立った。劇中では襲名後のコンサートにも触れる。
 大西さんは「波乱の時代を生きた竹山に流れる“津軽の血”を感じてほしい。竹山の奏でる音色にも酔いしれてもらえたら」と話し、観覧を呼び掛けている。
 市公民館では午前11時、午後1時半、同4時、同6時半から。江差町文化会館では午後6時45分から、八雲町シルバープラザでは午後1時半から上映。チケットは前売り1300円、当日1800円。松柏堂プレイガイド、江差町文化会館、八雲町やまびこ事務所でそれぞれ取り扱っている。(柳元貴成)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医4月21日

      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 土曜トーク/国立函館病院看護師・河村亜紀子さん(39)「手探り状態で医療支援」
      2. 大正庵/函館市美原から北斗市へ移転
      3. 函館高等技術専門学院で入学式 30人が技術者へ歩みだす
      4. 新幹線乗り入れにJR費用負担応じず 鈴木知事「課題整理の段階」
      5. スナップ・アイ スポーツグラフ
      6. 山崎タイヤゴルフウェアショップ/春夏の新作ゴルフウェアが入荷
      7. 無免許とひき逃げ容疑で男を逮捕
      8. 傷害容疑で森町の男逮捕
      9. 函館市中央図書館 20日から子ども向けに「本ガチャ」設置
      10. 北斗桜回廊開催を前に3会場で試験点灯

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      函館新聞紙面

      4月20日の紙面

      SNS公式アカウント

      4月20日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト