国内最大級の映画レビューサイト「Filmarks(フィルマークス)」(つみき運営)のデータに基づいた9月第1週公開映画の「初日満足度ランキング」で、1日に全国公開が始まったオール函館ロケ作品「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)が1位を記録した。
同サイトのユーザーから寄せられた評価をもとに算出したオリジナルのランキング。同じ第1週公開映画には、芥川賞作家・柴崎友香さんの同名小説が原作の「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)などがあったが、「きみの鳥~」がレビュー数272件、5段階中の評価で4・1を記録して1位となった。
1日には、東京都内の映画館で三宅監督や主演の柄本佑さんらによる舞台あいさつが行われた。企画・製作・プロデュースを手掛けた函館市民映画館シネマアイリスの菅原和博代表も同行し「若い世代の観客が多く、作品を受け入れてもらった感じがした。口コミ評価が全国に広がり、良い方向に向かってほしい」と期待感を示した。(蝦名達也)