10月の乳がん啓発月間に合わせたイベント「ピンクリボンフェスタ2018in函館」が9月30日、函館蔦屋書店で開かれた。乳がんに関わるパンフレットの配布やトークショーなどを行い、乳がん検診の大切さを呼び掛けた。
ピンクリボンin函館「Team PINK!(チームピンク)」(川村佳子代表)の主催。乳がんへの関心を高めるとともに早期発見・早期受診などを啓発する目的で、今年で8回目の開催。オープニングでは、ピンク色の衣装を身にまとった子どもたちがフラダンスを披露したほか、東京海上日動火災保険、東京海上日動あんしん生命は乳房の触診モデルを設置しセルフチェックの仕方や重要性を伝えた。
このほか、川村代表と乳がん患者で札幌市の佐藤由美さん(42)によるトークショーや、医療用ウィッグなどの展示ブースを開設。佐藤さんは「自分の健康は自分でコントロールし、体の声を聞いて管理することが大切」、川村代表は「乳がんを正しく理解した上で健康に意識を向け、検診に足を運んでほしい」と話していた。(木村京子)