「客を第一に考えてくれる」 一人でも心地良い異空間と 驚きの発想が詰まった料理
ビール醸造工場に併設されたレストラン「はこだてビール」といえば、毎朝汲み上げる函館山の地下水で仕込む個性豊かな地ビールで知られる。巨大な発酵タンクの目の前で食事を楽しむひと時は夜のビヤホールを連想させるが、〝飲む人も、飲めない人も同じテーブルを囲めるレストラン〟として、麺類や丼ものなどランチにぴったりの料理も豊富。カウンターからテーブルまで広々と100席用意する店内は女性一人でも過ごしやすく、実はビールは苦手という佐藤社長も仕事の合間に一人で足を運ぶことが多い。200種ものアイデアの中から年に2回メニューを一新し、函館の内外に向け街の魅力発信するこの店の味には「びっくりするような発想力がある」と話す。たっぷりと乗せたネギトロに道産がごめ昆布と山ワサビを利かせた「幌加内冷やしぶっかけ蕎麦」は、「食べてみると相性が良く、サッパリとしていてヘルシー」とお気に入りの味。もう一品食べたくなると注文するのが、濃厚な甘味を誇る「インカのめざめ」に惜しみなくチーズをかけた熱々のグラタン。この店だからこそ実現できる佐藤社長おすすめの組み合わせを、ぜひ試してみて欲しい。(ハコラク 2018年8月号掲載)
はこだてビール
函館市大手町5‐22 ☎0138‐23‐8000
11:00~15:00、
17:00~22:00(21:30L.O)
水曜定休 契約P有り(1時間無料)