酒も進む焼きたて熱々の鉄板メニュー
親子のもてなしに心も体もほっこり
大きな鉄板に沿うように配置したＬ字カウンターと小上がりで、広島風お好み焼きをメインに居酒屋料理や定食も楽しめる「お好み焼き１０５」。本場広島仕込みの父の味を継いだ佐野秀太郎店主と母の弘子さんの朗らかな人柄を慕い、週末ともなれば客が引きも切らない。お好み焼きは季節限定も合わせて７種類を用意。麺入りの「湯の川焼き」は、サイドメニューでも人気の「牛すじ煮込み」が入った一品。カツオダシを練り込んだ薄焼きの生地、３～４日掛けてじっくり煮込みトロトロに仕上げた牛すじ肉、たっぷりの野菜が好相性。広島県から取り寄せる「ミツワソース」が、しっかり絡んでコクのある味わいを生み出す。このほか鉄板の上でふわりと湯気をたてる「塩おでん」、肉や旬の野菜の鉄板料理、丼ものと充実のメニューが、多くのファンを引き付けている。
（ハコラク ２０２３年３月号掲載）
お好み焼き １０５
函館市湯川町２‐２６‐１７
☎０１３８‐５７‐９１９４
１１：３０～２３：３０
（２３：００Ｌ.Ｏ）
※時短営業の場合有り
木曜定休
喫煙可
Ｐ有り
おとなの名店探訪〈湯川〉③／お好み焼き １０５
鉄板を挟んで佐野店主との会話も軽快に弾む。店で顔を合わせるうちに常連客同士が仲良くなることもあると言う。カウンター席は１０席ほど、店の奥にある畳敷きの小上がりは２卓。
広島風の「お好み焼き」（各８００円、麺入り各１，３００円）は薄焼き生地の間に山盛りのキャベツ、モヤシ、豚肉などを挟んで焼き、肉おさえでギュッと均等に上から圧を掛け薄く仕上げる。焼きそばは昨年１１月に太麺に変更して増量。小麦の味をより強く感じられる。
毎日丁寧に取ったカツオとコンブのダシが染み込む「塩おでん」（各１２０円）は１１～２月までの期間限定。
サイドメニューの大半は＋２００円で、ご飯や小鉢がセットになった定食にもでき、小鉢が何品付くかは当日のお楽しみ。
函館新聞 X（旧Twitter）
函館新聞Facebook
函館新聞Youtubeチャンネル
ハコラクInstagram