- 松前町松城商店街の発掘現場、午後1時半
弘前大学人文社会科学部文化財論研究室が発掘調査中の「福山城下町遺跡」について、同研究室の関根達人教授らが出土品を解説する。同遺跡は、2005年から数回の発掘調査が行われ、建物の礎石、井戸、陶磁器、ガラス玉、生活用品など、中世から近世までの福山館(松前城)城下町の繁栄と変遷を物語る多くの出土品が見つかっている。遺跡の最下層は地下4~5メートルの深さにあり、城下町がたびたび大火に遭遇し、そのたびに盛り土が行われたことが判明している。発掘作業は28日まで行われる予定で、発掘のようすは随時見学が可能。現地説明会は、町教育委員会(0139・42・3060)まで申し込む。