★エアポートフェスタ 空港業務を体験(10日) 「函館空港開港60周年記念エアポートフェスタ’21」(実行委主催)が9日、同空港内で開かれた。子どもたちが着陸した飛行機を駐機場へ誘導するなど、空港や飛行機に関する仕事を体験し、身近に感じていた。
★プロ野球ドラフト会議、道南出身者2人が育成指名(12日) プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が11日、東京都内で開かれ、松前町出身の川村友斗外野手(22)=仙台大4年=が福岡ソフトバンクホークスに育成2位で、せたな町出身の大津綾也捕手(18)=北海高3年=も読売ジャイアンツに育成10位で指名された。
★市文化賞に櫻井さんら(12日) 函館市は11日、今年の市文化賞を発表し、日本近代文学会会員で石川啄木研究家の櫻井健治さん(74)、市茶道連盟相談役の三井とくゑ(宗名・宗芳)さん(93)、道南の書家でつくる函玄社会長の安保勝順(雅号・天寿)さん(75)、北大名誉教授の安井肇さん(66)の4個人が決まった。
★スルメイカ、9月最低を更新(13日) 函館市農林水産部がまとめた市水産物地方卸売市場での9月の生鮮スルメイカ取扱量は、前年比44%(37トン)減の49トンとなった。統計の残る2005年以降では、9月単月で20年の86トンを下回り、過去最低を更新。極端な薄漁を反映し、1キロあたりの平均単価は同14%(104円)高い834円と過去2番目の高値だった。
★森川組が国土技術開発賞創意開発技術賞受賞(13日) 国土技術研究センターなどが主催し、建設産業に関わる優れた新技術を表彰する「第23回国土技術開発賞」で、函館市海岸町の建設業、森川組(森川基嗣社長)が創意開発技術賞(国交相表彰)を受賞した。海岸への消波ブロックの設置にICT(情報通信技術)を活用し、ドローン測量による事前シミュレーション技術を開発。作業の効率化と安全性向上を実現した。
★江差高等看護、ハラスメント行為認定(13日) 道立江差高等看護学院と紋別高等看護学院で、教職員による学生(元学生を含む)へのハラスメント行為があったとされる問題で、道が設置した第三者調査委員会(山内良輔座長、3人)は、11人の教職員が14人の学生に対し、合わせて52件(江差34件、紋別18件)のハラスメントを行ったと認定した。
★魅力度ランキング、函館市2位(14日) 民間調査会社ブランド総合研究所(東京)は9日、今年の全国1000市区町村の魅力度ランキングを発表した。函館市は昨年に続き2位で、2年ぶりの1位返り咲きはならなかった。札幌市が9年ぶりに1位となった。
★大野農業高80周年で記念式典(14日) 大野農業高校(野村博之校長、生徒192人)は13日、同校で創立80周年記念式典を開いた。生徒や教員、協賛会役員など約260人が出席し節目を祝い、同校のさらなる発展を願った。
★衆院解散、2陣営臨戦態勢(15日) 衆院は14日の臨時国会会期末に解散し、道8区(渡島、桧山管内)でも事実上の選挙戦に突入した。31日の投開票まで17日間の超短期決戦で、候補予定者は総決起集会を開いたり、企業訪問をしたりと、慌ただしさが増した。道南では新型コロナウイルス対策をはじめ、疲弊した観光業の立て直し、水産業の不振、大間原発(青森県大間町)への対応などが主な争点となる。
★料理宅配会社対象に交通安全講習(15日) 新型コロナウイルス禍でフードデリバリー需要が増える中、配達中の交通事故を防ごうと、道警函館方面本部は14日、料理宅配サービス大手の「UberEats(ウーバーイーツ)」と「Wolt(ウォルト)」の配達パートナー(宅配員)を対象にした初の交通安全講習会を開いた。
★函館市、食品ロスモニター調査結果を公表(16日) 函館市は、今夏に市民を対象に実施した「食品ロス削減モニター調査」の結果報告書をまとめた。対象は、公募のあった20歳以上の市民29人(世帯人数83人)。参加者は6月21日~7月18日の4週間の調査期間中の食品ロスの総計は、32キロ613グラム。このうち「未使用食品(直接廃棄)」が16キロ505グラムで、「食べ残し」は16キロ107グラムとほぼ同量だった。
★交通事故被害者家族ら歩車分離式信号機設置を要望へ(16日) 2019年9月に函館市中道1の交差点で通学途中に右足を切断する交通事故に遭った女児(当時小学4年)の母親らが18日、函館中央署に対し同交差点に「歩車分離式信号機」を設置するよう要望書を提出する。9月下旬に本通3の交差点が歩車分離信号に切り替わったことを知り、母親が小学校やPTA、町会の賛同を得て初めて書面で要望。早急な改善を訴えている。