【北斗】14日午前10時35分ごろ、北斗市向野2の無職女性(76)が、自宅に砲弾のようなものが2つあると、函館中央署大野交番に届け出た。同日午後5時40分ごろ、陸上自衛隊第11旅団(札幌市)が砲弾を回収。信管は入っていたが火薬はなく、爆発の危険性はないという。近隣住民の避難と周辺の交通規制は同5時50分ごろまでにすべて解除された。
同署によると、砲弾は女性の亡くなった夫が親族の遺品として自宅内に保管していたという。長さ28・5センチ×直径7・5センチと15センチ×6・5センチで、形状から旧日本軍が使用していたとみられる。