★秋の夜空に大輪(19日) 「はこだてHANABI2021」(函館新聞社、函館青年会議所、北海道新聞函館支社の主催)が18、19日の夜、函館市内で開かれた。市内の2カ所から、花火が15分間にわたり打ち上げられ、秋の夜空を色鮮やかに彩った。
★ごみ分別アプリダウンロード6400件超に(19日) 函館市が昨年7月から導入している無料のごみ分別アプリ「さんあ~る」の累計ダウンロード(DL)数は、16日までに6427件となった。市民の分別に対する意識の向上と、ごみの減量化、資源化につなげようと、市は同アプリの利用を促進したい考えだ。
★函館市高齢化率36・2%に(20日) 函館市の住民基本台帳(8月末現在)によると、65歳以上の老年人口が占める割合(高齢化率)は昨年同期比0・6ポイント増の36・2%で、過去最高。高齢化率が際立って高い東部地区(旧4町村)では、8月に大雨による土砂崩れ発生の恐れで「避難指示」を発令したこともあり、高齢化の進んだ地域での安全な避難体制の構築が求められている。
★日乃出食品の縄文スイーツ人気に(20日) 老舗豆腐メーカー日乃出食品(七飯町緑町3、工藤英洋社長)の直売店「Jⅰmo豆腐Soia plus+(ジモトウフソイアプラス)」は、今月から縄文スイーツ「くるみプラリネのソフトサンデー」を発売した。豆乳入りのソフトクリームにキャラメリゼしたクルミと塩味のきいたクルミソースを合わせた新商品で、じわりと人気が広がっている。
★任期満了1カ月前、衆院選へ臨戦態勢(21日) 衆院議員の任期満了まで21日で残り1カ月。次期衆院選道8区(渡島、桧山管内)に立候補を予定する立憲民主党の現職、逢坂誠二氏(62)と自民党道8区支部長の元職、前田一男氏(55)の両陣営は、共に事務所開きを済ませ、一気に選挙に向け臨戦態勢に入っている。
★函工、知内が支部代表に(21日) 第74回秋季北海道高校野球大会函館支部予選(道高野連など主催)の最終日は20日、函館市のオーシャンスタジアムで代表決定戦2試合を行い、Aブロックは函館工業が4―3で函館商業を破り、Bブロックは知内が6―1で函大付属柏稜に勝った。函館工業は2年ぶり27度目、知内は2年連続9度目の支部代表。
★洋上風力発電 松前沖が新たに準備区域に(22日) 洋上風力発電を進める上での前提条件となる「促進区域」指定に向けた第1段階「既に一定の準備段階に進んでいる区域」(準備区域)と第2段階の「有望な区域」が経済産業省などから公表され、準備区域に渡島、桧山管内から「松前沖」が新たに選ばれ、昨年選ばれた「桧山沖」は同区分にとどまった。
★基準地価、渡島30年連続下落(22日) 道は21日、7月1日現在の基準地価(今年度地価調査)を発表した。渡島管内の1平方メートルあたり(以下同)の全用途の平均価格は2万4500円で、平均変動率でみると1992年度から30年連続の下落。函館市の住宅地、商業地とも下落率は前年より拡大し、新型コロナウイルスの長期化で厳しい局面が続いている。渡島69地点のうち、14地点で横ばい、55地点で下落。桧山は全28地点で下落した。
★函館市実質収支、黒字幅拡大(23日) 函館市議会第3回定例会で認定された市の2020年度一般会計決算は、次年度に繰り越す1億9750万円を差し引いた実質収支が20億2042万円の黒字となり、黒字幅は前年度から7億3094万円拡大した。特別会計を含めた全10会計では4年連続で黒字を確保し、8年連続で財源調整のための基金を取り崩さない決算となった。
★抗体カクテル療法16人に投与(24日) 新型コロナウイルス感染後の重症化を抑える効果が期待される「抗体カクテル療法」について、市立函館病院(森下清文院長)は8月中旬に導入した。市病院局によると、同院では中和抗体薬「カシリビマブ/イムデビマブ」(商品名・ロナプリーブ)を21日までの1カ月あまりに計16人へ投与し、高い治療成績を上げている。
★函館市のコロナ新規感染者 前週より半減(25日) 函館市内の新型コロナウイルス新規感染者数は、17~23日の週は計35人で、前週までは爆発的な感染拡大が見込まれる「ステージ4」相当だったが、大幅減となり、ステージ3の基準を下回った。24日までに市内のクラスター(感染者集団)も全て収束した。
★いさ鉄タオルハンカチ発売(25日) 道南いさりび鉄道(函館、川越英雄社長)は、新たなオリジナルグッズ「タオルハンカチ」の販売を始めた。女性や子どもが日常生活で使いやすい商品として売り込み、いさ鉄を身近に感じてもらうのが狙い。水色と黄色の2種類(25センチ四方)あり、どちらも1枚500円。