前浜の天然食材に手間暇かけ
旨み引き出す極上釜めし
「和風レストラン浦里」は、九重部屋の力士だった大西仁社長が1973年に創業。海鮮たっぷりの名物ラーメンや本場仕込みのちゃんこ鍋など、幅広いメニューで親しまれてきた。今年4月には、長男の太輔さんがすぐ近くで営んでいた「居酒屋仁」を「浦里」に移転し、夜は道産生肉にこだわる炭火焼き鳥店として営業する。「蝦夷あわびごはん定食」は、前浜の天然アワビを余すことなく堪能できる釜めし定食。殻付きのまま丸ごと煮込んだアワビを、身と肝に分けてさらに煮込む丁寧な仕込みで、やわらかな食感と旨みを引き出し、煮汁を使って炊き上げる釜めしは、米の一粒一粒にまで濃厚なダシが染み渡っている。家庭用に「あわびごはんの素」も販売しているので、お土産にもおすすめだ。
(ハコラク 2021年9月号掲載)
和風レストラン 浦里
松前町福山195
☎0139‐42‐2158
11:00~15:00(14:30L.O)
※17:30~22:30
(22:00L.O)は 「居酒屋仁」として営業
日曜定休
喫煙専用室有り
P有り