【七飯】地元の観光業者らでつくる「ぐるり道南観光推進協議会」(小林克彦会長)は25日、シルバーハウス野畔の花職域接種会場(町大沼町)で新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始した。10月2日までに2回目の接種を終える計画で、会員や大沼地区の住民ら800人が受ける。
同協議会は6月中旬に職域接種を申請。当初は7月1日から開始予定だったが、ワクチンの供給遅れで延期となっていた。
この日は100人が接種。会場前には大沼交通のバス4台が用意され、接種前と接種後の待機場所として使用した。小林会長は「2カ月ほど遅れてしまったが、秋の行楽シーズンには間に合うので一安心。大沼を訪れる人に安心安全であることをアピールしていきたい」と話していた。(北川隼夢)