函館市は21、22の両日、函館蔦屋書店(石川町)で若手創業者に出店の場を提供するイベント「ハジマル・マルシェ」を開く。ハンドメイド雑貨や衣料品、菓子類などを販売する10事業者が出店。市経済部工業振興課は「多くの市民が集まる場所で、今後の事業展開に生かすことのできる経験を積んでほしい」と話している。
2019年度から行っている市の創業支援事業の一環。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け中止となり今回は2回目。函館市内の創業5年以内、もしくは創業予定の事業者が対象で、同課は「集客力の高い同店での開催を通じてそれぞれの店舗の魅力を来場者に発信すると同時に、多事業者との交流を通じてさまざまなノウハウを学んでもらいたい」と話す。また「函館市内で頑張っている若手創業者を応援する意味でも、多くの市民に足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けている。
出店事業者と扱う商品は次の通り。GURORIASU(ハーブ茶・ハンドメイドアクセサリー、雑貨)、ColleCtion―yooKo―(子ども服・婦人服)、ほっぷ(ハンドメイドアクセサリー、雑貨)、スリーウィッシーズカンパニー(そば粉のスイーツ・だしパック)、Speciality Coffee COCORO(コーヒー豆・テイクアウトコーヒー)、Cloud9(ハンドメイドアクセサリー)、LoveKichi(原画・オリジナルグッズ)、ratcako(日用品雑貨・アクセサリー・焼き菓子)、Bonheur Fil(ハンドメイド雑貨)、URI/CRAZY MACARON(マカロン)。
開催時間は両日とも午前10時~午後5時。問い合わせは0138・21・3316(同課)へ。(小川俊之)