「外に出る」ことのメリット
長かった冬も終わり、間もなく初夏を迎え北海道では一番気候の良い季節となりました。残念ながらいまだコロナ禍ではありますが、高齢者の皆様には感染予防をしながらも、ぜひ外出してほしいと思います。パークゴルフなどスポーツも良し、お友達と景色を楽しみながら散歩するも良し、またご家族とドライブも良いでしょう。
では、なぜ外出が良いのでしょうか?まず一つは普段経験しない刺激を五感で「脳」に受けることにより、認知症の予防になるということ。そしてもう一つは外に出ることで体も適度に疲れます。それにより体力低下の予防になるということです。自宅での生活ばかりになると、生活パターンもマンネリ化して刺激がありませんし、することがなくゴロゴロと横になる時間が多い方も少なくないのではないでしょうか?
そういった生活が続きますと、認知症の発症や進行、そして体力や筋力の低下を大きく助長してしまうことになります。また、普段昼寝することが多くて夜眠れないという方もいらっしゃいませんか?「昼寝の15分は夜の2時間に相当する」と言われます。昼寝をすることで夜眠れず、そしてまた昼に眠くなって昼寝してしまうという方も、外に出て「少し疲れる」ことで夜にはぐっすりと眠ることが出来、生活リズムが改善されることもあります。
こうして考えると、「外に出る」メリットがたくさんありますよね。「歩くのが大変」「体力的に不安」など外出に不安がある方は、デイサービスなどのサービスを検討してみるのもいかがでしょうか? まだコロナウイルスの不安は消えませんが、屋外であれば換気の心配もありませんし、密になる可能性も低いです。ぜひ「外に出て」健康の維持を。そして楽しむことで豊かな人生を送りたいですね。
(ハコラク 2021年6月号掲載)
デイサービスセンター ながだい
函館市日吉町3-39-24 2F
☎0138-87-0939
■利用時間/9:00~16:10
■利用定員/1日10人
■定休日/日曜