• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 動画ニュース
    豪華客船と豪華寝台列車、函館で〝共演〟
  • 2024年春
    人事・本社来訪
  • 4月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

「きたしずく」初の田植え 純米大吟醸へ

 【七飯】道南で35年ぶりに日本酒造りを始めた「箱館醸蔵」(町大中山1)の契約田(町中野)で27日、酒造好適米「きたしずく」の田植えがあった。今年は町内7戸が昨年の「彗星」「吟風」に加え、新たにきたしずくを作付け、面積も昨年より倍増の計17・5ヘクタール。今冬にはきたしずくを使った純米大吟醸を仕込む予定だ。
 昨年は町内5戸が彗星、吟風を計6ヘクタール作付け、34トンを収穫。今年はきたしずく30トン、彗星30トン、吟風14トンの合計74トンの収穫を見込む。
 この日は、同社取締役の杉村久幸さん(43)の水田で田植え機を使い、秋の豊作を願い丁寧に苗を植えた。杉村さんは「苗の生育は順調。コメ作りは『苗半作』と呼ばれるほど、苗作りが重要なので、うまく育つのでは」と話した。
 杜氏(とうじ)の東谷浩樹さん(52)は「田んぼに足を運んでコメ作りを勉強しつつ、新たな仕込みをイメージして今以上にいい酒を造りたい。冬にはきたしずくを使った純米大吟醸が仕込める」と笑顔を見せた。
 蔵元の冨原節子さんは「天候に恵まれ、良い酒米ができることを願う。北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産に登録される見通しになったので、郷宝と共に道南を盛り上げていきたい」と期待を込めた。 きたしずくは道産酒米で最も新しい品種で、吟風と彗星双方の良い部分を併せ持つ。9月下旬に収穫予定。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 傷害容疑で森町の男逮捕
      2. 無免許とひき逃げ容疑で男を逮捕
      3. 函館市富岡で約360戸が停電
      4. 函館の桜開花、20日予想
      5. 函館市末広町の変死体身元判明 事件性なし
      6. 八雲の交通事故 はねられた男性の身元判明
      7. 飲酒で顔赤くなる人、感染しにくい? 新型コロナ
      8. 函館高等技術専門学院で入学式 30人が技術者へ歩みだす
      9. 初の給食「おいしい!」 函館の新1年生
      10. JR北、19日から「名探偵コナン」タイアップイベント実施

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      函館新聞紙面

      4月19日の紙面

      SNS公式アカウント

      4月19日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト