【北斗】北斗市内のサクラの名所「法亀寺のしだれ桜」「大野川沿いの桜並木」「松前藩戸切地陣屋跡桜トンネル」、そして道道上磯峠下線沿いのサクラ並木「清川千本桜」の4カ所をつなぎ、夜間ライトアップなどを行う「北斗桜回廊」(市観光協会など主催)が28日、始まった。5月9日まで。
昨年はコロナ禍で中止されたため、開催は2年ぶり。午後6時半以降は清川千本桜を除く3カ所をライトアップ。このうち、法亀寺では、樹齢300年のシダレザクラが幻想的に浮かび上がり、多くの人々がカメラを向けていた。
期間中は、戸切地陣屋跡で地元露店が集まる北斗陣屋桜まつり(29日)をはじめ、市健康センターせせらぎ温泉にサクラを飾る「花見風呂」(5月9日まで)など、イベントが開催される。
桜回廊を毎年訪れているという市内のパート従業員の女性は「今年は開花が早いですね。期間中は、せせらぎ温泉で花見風呂に入った後、法亀寺や大野川沿い桜並木の散策を楽しみたい」と話していた。
ライトアップ点灯時間は、法亀寺は午後8時半まで、ほかの2カ所は同9時まで。(神部 造)