【北斗】市内の農家で、ハウスものの春レタスの収穫・出荷作業が始まった。柔らかくほのかに甘みがあり、みずみずしい味に仕上がっている。
市千代田の高坂農園(高坂重勝代表)では、ハウス、露地合わせて6ヘクタールでレタスを栽培。ハウスものは17日に収穫を始め、7万玉を5月20日ごろまで出荷する。その後、露地に切り替わり、11月の降雪期まで続く。
高坂さん(49)はミネラル補給のため、八雲町熊石の海洋深層水を使うなど味にこだわったレタスを作る。現在は日曜を除き、スタッフ6人で朝に収穫し、ラッピングなどをして出荷。包丁を使い1個1個手作業で収穫している。高坂さんによると、今年の作柄はまずまずで、直径20センチ、重さ400グラム以上ある青々としたレタスが育っている。
コープさっぽろやイオン、マックスバリュ、道南ラルズ、シエスタハコダテ内のベジ旨マルシェKawasakiなどへ出荷する。
高坂さんは「春レタスは苦味が少なく、加熱調理すると外葉までおいしく食べられる。新型コロナウイルス禍で家にいる時間が長いと思うので、家庭でサラダやチャーハン、しゃぶしゃぶなどで食べてほしい」とPRしている。(山崎大和)