【七飯】旅行情報誌「北海道じゃらん」が企画した「道の駅ランキング2021」で、道内128カ所の中から道の駅「なないろ・ななえ」が総合2位に輝いた。トップの道の駅「かみしほろ」(十勝管内上士幌町)には僅差で敗れたが、土産品やテークアウトメニューが評価され、過去最高の順位となった。
ランキングは同誌1月号で募集していた「道の駅満足度アンケート」で寄せられた2278件のデータを基に集計。①トイレ②無料休憩コーナー③道路や天候の情報提供④地域や観光の情報提供⑤レストランメニュー⑥テークアウトメニュー⑦特産品などのお土産⑧接客・サービス⑨清潔感―の9項目を5段階で評価し、100点満点に換算して順位付けした。
同道の駅はおととし3位、昨年4位だったが、今年は総合81・8点を獲得して順位を上げた。特に評価が高かったのは「特産品などのお土産」と「テークアウトメニュー」の2項目。土産は特産品や地元企業の商品を中心に約800点、テークアウトメニューも「王様しいたけコロッケ」や「ガラナソフト」をそろえるなど、七飯町らしい商品の充実が上位にランクインした要因とみられる。
松金修一支配人は「非常にうれしい。この順位を励みにし、さらに満足してもらえるような施設を目指していきたい」と意欲を見せている。(北川隼夢)