【鹿部】食のプロが審査する「フードプロフェッショナルアワード2021前期」(一般社団法人フードプロフェッショナル協会主催)で、道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」のオリジナル商品「天然白口浜真昆布使用 とろろ昆布」が最高賞の3つ星を獲得した。(北川隼夢)
「とろろ昆布」は2019年9月に販売を開始。養殖との混合品も多く存在する中、鹿部町産の天然物の白口浜真コンブにこだわった商品になっている。おにぎりやパスタ、サラダなど幅広い料理に活用できることから1年を通じてコンスタントに売れ続け、これまでに約6200個を売り上げた。購入者からの評価は高く、リピート需要も強いという。
同アワードは食に関する国家資格を持つ人たちが審査し、味やコンセプト、原材料など多角的に評価。前期は146品のエントリーがあり、3つ星は「とろろ昆布」を含め22品だった。
道の駅の商品が3つ星を獲得するのは「天然白口浜根昆布だし」「天然白口浜根昆布だし 贅(ぜい)の極み」に次いで3品目。島拓也店長は「大手メーカーも受賞される中、私たちの商品も評価されてうれしい」と喜ぶ。
50グラム670円(税込み)。3月中旬からは特設コーナーを設けて販売している。島店長は「これからも自信を持ってお薦めしていきたい。鹿部町の白口浜真コンブを使った『とろろ昆布』の上品で優しい味わいを多くの人に知ってほしい」とPRする。問い合わせは道の駅(01372・7・5655)へ。