★函館新外環・空港道路が全線開通(3月29日) 函館新外環状道路の空港道路(10キロ)のうち、赤川インターチェンジ(IC、函館市赤川町)―函館空港IC(上湯川町)間7・6キロが、28日午後3時に開通した。既に供用している函館IC(桔梗町)―赤川IC間2・4キロを含めて全線開通となった。全線開通を前に渡島総合振興局で開通式が開かれ、関係者や来賓約90人が道路の完成を祝った。その後、赤川IC付近の本線上で通り初め式を行い、トラックや観光バスなど関係車両約60台が函館空港ICに向かって走行した。
★クルーズ船、今年は8回の入港予定(30日) 函館市は29日、2021年度のクルーズ客船入港予定を発表した。当面は新型コロナウイルス対策を行う国内船のみが対象で、5月2日の郵船クルーズ「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)を皮切りに国内3社で今夏までに計8回の入港を予定。感染状況などにより増減はあるが今後も増える見通し。
★函館で4年ぶりに黄砂観測(31日) 函館地方気象台によると、函館市美原で30日、黄砂が観測された。同市内では2017年5月8日以来。同気象台では自動観測により、30日午前10時現在、視程(水平方向で見通しが利く距離)が9キロとなった。
★高齢者ワクチン優先接種は4月19日の週以降(31日) 新型コロナウイルスワクチンの接種時期について、函館市は、65歳以上の高齢者向けの接種を4月19日からの週にも始める予定であることを明らかにした。対象者約9万人のうち、まずは社会福祉施設に入所する高齢者への接種を想定。市によると、同12日の週に高齢者向けワクチンの第1便(500人分=約1000回分)が届き、19日の週から接種を開始予定。同26日の週には第2便(第1便と同量)が配分される見込み。
★花見時期に函館、五稜郭公園閉鎖せず(4月1日) 函館市は3月31日、花見期間中(4月17日~5月16日)の函館公園と五稜郭公園での新型コロナウイルス感染症対策を発表した。公園を閉鎖はしないが、昨年に続き、電飾の中止、火気使用を禁じ、新たに飲酒や宴会、食べ歩きも禁止する。函館公園の露店の出店は検討中という。昭和公園、見晴公園、市民の森、高松展望広場も同期間中は、火気の使用、飲酒と宴会、食べ歩きを禁止する。
★五稜郭タワー2カ月半ぶりに営業再開(2日) 新型コロナウイルスの影響で休業していた五稜郭タワーが1日、約2か月半ぶり営業を再開した。同館は今年1月14日から休業してきたが、道の集中対策期間が3月7日に終了、同21日には首都圏に発出されていた緊急事態宣言が解除されたことを受け、同日の営業再開に至った。感染防止のため、館内では来館者にマスク着用や手指消毒を呼び掛け、展望フロアに上がるエレベーターは定員を通常の30人を15人に制限している。