昨年に出産した母親と乳児が対象の「ご家庭でできる、子どもの東洋医学ケア方法」が、8日午前10時から函館蔦屋書店キッズパークで開かれる。小児鍼を基にした、家庭にある道具を使った健康法を紹介する。
保育士で育児講座などを開催するマミノワの高橋麻実さんと同店が主催する「子育てママ・パパの、つどい。」のイベントの一環。新型コロナウイルス感染症の影響で昨年出産した母親は、母親教室、両親学級への参加や立ち合い分娩、面会がやむを得ず出来なかった母親が多く、孤立防止や外出するきっかけにしてほしいとイベントを企画した。
8日の東洋医学ケア講座は今月、市内や近郊のママ鍼灸師で発足した「道南スキンタッチ会」の畑瀬理恵子代表(なちゅら鍼灸院院長)が講師を務める。スキンタッチは家庭にある身近なものでエネルギーの流れを通すことにより自立神経のバランスを整える。「子どもが夜に寝てくれない」や「便秘」、「夜尿症」などに効果がある。
当日は金属のティースプーン、大人用歯ブラシ、バスタオルを持参、膝から下が出せる服装で参加する。参加費は1000円。畑瀬代表は「一人で悶々と悩んでいたら、ぜひ参加してママ友を作ったり、他の人と触れ合ってほしい」と呼び掛けている。
このほか開催予定のイベントは、13日午前10時「音であそぼ」(500円)、15日午前10時「タカハシさんちの性のおはなし」(1000円)、同11時10分「マミノワサークル」(初回800円)、20日午前10時「Momyoga」(1500円)、22日午前10時「手形足形でペタペタアートを楽しもう」(初回500円)、27日午前9時半「マタニティ座談会」(1500円)、30日午前10時「ベビーマッサージ」(1200円)。
参加予約は蔦屋書店ホームページのイベント情報から申し込む。イベントに関する問い合わせはLINEメッセージ(https‥//lin.ee/pOi66Y)へ。(木村京子)