函館フットボールパーク(日吉町4)が1日、今季の営業を開始した。初日はジュニアユースチームのスプレッド・イーグルFC函館が練習に訪れ、久しぶりの芝の感触を確かめながら汗を流した。
降雪量は例年並みで職員が重機を使いながら除雪。2月は気温が上がったことで順調に雪解けも進んだ。まだ雪が残っている場所もあるが、大部分の除雪が終わり、オープンにこぎつけた。
この日は午後6時からスプレッド・イーグルFC函館が利用し、約1時間にわたって体を動かした。冨谷央雅さん(大野中2年)は「外でできない時間が長かったので、ありがたい気持ちやうれしさがあった。リーグ戦まで1カ月しかないが、チームの力を磨いて全国を目指したい」と力を込める。阿部修士監督は「室内を転々としながら練習してきたので、外でようやくという感じ。リーグ開幕に間に合わせたい」と語った。
3、4月は週末を中心に強化試合などの予約が続々と入ってきているという。同パークの職員は「無事オープンを迎えられることができた。新型コロナウイルスの影響でまだまだ厳しい状況は続くが、体調に気をつけて利用してほしい」と呼び掛けている。(小林省悟)