地元飲食店の支援などに取り組む「ハコダテミライカモン」(函館市大手町、矢田項一代表)は24日、「地域飲食店応援フェア」を始めた。市内の13飲食店が製造した弁当や総菜、スイーツを、コープさっぽろの市内4店舗で、日替わりで販売する。
同フェアはデリバリー代行サービス「おかずデリバリー」に取り組む同社が、コープさっぽろ函館地区本部の協力のもと、同サービスの登録店から弁当などを買い取り、販売することで各店の売り上げ向上につなげる狙い。初日はコープさっぽろいしかわ店で弁当販売を実施した。
販売するのは、弁当が中華桃華、函館とんき大門店、MARUSEN、らーめんなんでや麺、BISTRO HAKU、炭火焼き居酒屋アリーズ、北海道塩ジンギスカン「名前はまだない。」、ファイヤーバーグ函館本通店、カフェ&レストランリーフ。総菜は魚まさ。スイーツは炭火割烹菊川、鮨ひろ季、茶蔵の計13店。
価格は弁当が700円(税込み)、惣菜・スイーツは500円(同)で統一。販売店舗は、火曜日ひとみ店、水曜日いしかわ店、木曜日湯川店、金曜日かじ店。販売開始は午後4時で、5店から10食ずつの計50食を販売する。期間は2週間を予定。矢田代表は「本来ならこの時期にあった歓送迎会などがなく飲食店では苦境が続いている。この取り組みが少しでも店の力になれば」と話している。(野口賢清)