発達した低気圧が北海道付近を通過し、強い冬型の気圧配置となった影響で16日の渡島・桧山地方は所により吹雪となり、海上は荒れ模様となった。気象庁の速報値によると午後4時までの最大瞬間風速は、奥尻町稲穂33・3メートル、江差町31・5メートル、松前町29・2メートル、函館市美原27・8メートルのほか、北斗市は24・2メートルで2月として観測史上最大となった。
17日は低気圧が宗谷海峡付近に停滞する見込みで、渡島西部、桧山地方は夕方にかけて海は大しけとなる。猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒を呼び掛けている。予想される最大瞬間風速は、渡島北部の陸上25メートル、海上30メートル。渡島東部・西部の陸上30メートル、海上35メートル。桧山地方の陸上と海上35メートル。波の高さは渡島北部3メートル、渡島東部6メートル、渡島西部と桧山地方8メートル。
渡島・桧山地方で16日午後6時から17日午後6時までの24時間で予想される降雪量は30センチ。
最新の防災気象情報に留意を呼び掛けている。