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附属中の丹さんがプレゼンコンクールで優秀賞

 全国の小中学生がプレゼンテーションの能力を競う「プレゼンテーションコンクール2020」(公益財団法人パナソニック教育財団主催)で、道教育大附属函館中学校3年の丹季花(きのか)さん(15)が優秀賞を受賞した。「あたりまえを疑うこと」をテーマに発表し「プレゼンテーションのスキルを身に付けるとともに自分の生活を見つめ直すことができた」と学びの成果を語る。(飯尾遼太)
 同コンクールでは小、中学生で部門に分かれ、中学生の部の予選には全国から15人が応募。「人との関わりを通して、自分が変わるきっかけとなったこと」の共通テーマに沿って参加学生が発表の様子を収めた動画を寄せ、丹さんを含む5人が昨年12月12日にオンラインで開催された最終選考に進んだ。
 丹さんは小学校のときに出会った、水俣病と戦う医師にスポットを当てた一冊「よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師原田正純」(三枝三七子著)を題材に発表を構成。原田医師が定説を疑うことで水俣病の治療にあたっていたことから、当たり前を疑うことの重要性に着目。普段の生活で給食が作られたり、家では洗濯物が片付けられたりすることは決して当たり前ではなく「家族や先生方など周りで支えてくれる人への感謝の気持ちを持つことができた。当たり前を疑うことで新しい視点や感動が生まれる」とまとめた。
 最終選考での発表に向けては受験勉強の合間を縫って練習に励み「対面と同じように伝えるため、明るく大きな声を意識し、家でも取り組んだ」と振り返る。最終選考本番は「ほかの生徒の発表で緊張したが、練習通りできた」と笑み。部門で第2位の優秀賞に「最優秀賞をとれず悔しいが、全国の舞台で発表でき良い経験ができた」と語り「発表を通じて身近な人への感謝にも気づくことができた。培った発表の技術を高校生や社会人になってから生かしていきたい」と将来を見据える。










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