共産党函館地区委員会(三国武治委員長)と同党函館市議団(市戸ゆたか団長)は7日、新年度の予算編成に対する要望書を函館市に提出した。新型コロナウイルス感染症対策を軸とする69項目を記載した。
地域で唯一の感染症指定医療機関・市立函館病院の職員、入院患者らに定期的なPCR検査を実施するよう要望。また、コロナ禍で離職した人を雇った事業者に支払う「離職者等緊急雇用奨励補助金」の金額と規模を拡充し、来年度も継続することを求めた。
このほか、市内道路や歩道での迅速な除排雪の実施や「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録を見据えた適切な環境整備などを盛り込んだ。(長内宏人)